正しいことは相対的

今日はＴｏｓｈｉです。

何事にもあんまり悩まないほうで、服とか買いに行ってもほぼ一瞬で買うもの決まっちゃうし、マージャンの捨牌もすぐ決まる方なんです。　原理主義者で良いものは良い、悪いものは悪いみたいな割り切りが早いですし、一度決めたことは結構こだわってしまいます。

結構、柔軟と言うかその時その時や相手によって、言ってることが１８０°違う人に会ったりしますが、あのまねが出来ない。　あやかりたいとはちっとも思わないけど、羨ましいですね。

さてゲストハウスへの通勤に、毎朝駅まで30分ほど歩くのですが途中にバス停があり、うまい具合にバスが来ると乗っちゃいます。朝のバスは結構混んでいるのですが、やたら老人が多いのです。
途中に病院があったり、終点が駅なので、電車に乗る人などがちょっとの距離でも利用するのです。
千葉ではバスは老人のマイカーみたいなものなのです。

 老人の皆さんは時間が豊富に持っていられるので、乗り降りもゆったりしています。バスが止まってからおもむろに、バッグを開けて財布を捜し、小銭を数え始める人もいて停車時間がどんどん長くなる。　バスが終点の駅に着くと、全員下車するのですが、その時足元も覚束ないお婆さんと、降り口で鉢合わせたら、あなたならどうしますか、私はイラッっとしながら後ろからプレッシャーをかけるよりも、さっさと降りて好きなだけ時間を掛けて降りてくれば良い。それが正しい行動と思ったわけですよ。

ナイス判断とか思いながら、駅への階段を下りて行ったら、後ろからさっき後に残して行ったお婆さんが猛ダッシュで階段を駆け下りてきてエスカレーターも飛び降りそうな勢いで駆け下りて行きました。

正しい事って難しい。