金子光晴「どくろ杯」「ねむれ巴里」「西ひがし」

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 今日は、Toshiです。

自分の子供の頃と今ってすごーく変わった気がしませんか、回りの景色も人の考え方もなんか子供の頃とは違ってしまっていて、世の中なんてこんなに簡単に変わってしまうのか、なんて思ってしまいます。

ところが、長い目で見るとなーんも変わっていないんだと言うのが、本を読んでいるとわかります。
タイトルの本は元祖沈没型バックパッカーと言うか、ハチャメチャな人の本なんですが、驚くほど今読んでも違和感が無い。 ものの感じ方や考え方が今とそっくりなので、僕より若い人が読んでも、結構すらすら読めるんで無いでしょうか。

明治の頃はまだ人は社会全体のことを考えていたのに、第一次世界大戦のバブルが来て、人々が個人主義に陥り、自分の事だけ良ければ良いと思うようになったとか、関東大震災がやって来て、大恐慌がきて、すべての価値観が崩壊してしまって人が拠り所をなくして社会がバラバラになったとかかいてありますが、それって今の事でないの?と思ってしまいます。

太平洋戦争の前の話ですよ。そうすると振り子が振れるように、右側に傾く時代が来るのかしら。
やだなあ。

この3部作は旅の本のお勧めの100冊には必ず入ってくると思います。


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このページは、staffが2010年3月29日 22:20に書いたブログ記事です。

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