三略

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今日は。 Toshiです。

ゲストハウスに居ると、いろんな人に出会えます。本当に面白くて飽きません。 私自身も海外は100回以上は経験しているのですが、具体的な目的の無い旅というのがしたことがなく、且つ多分好みで無いので、お客さんたちの心理は今ひとつわからないのですが、すばらしい人も多いです。反対に一般人の世界ではあまり見かけない人も多いです。

ここにはでっかい夢を持っている人が結構来ます。 夢を見ることは悪い事では無く、ささやかな夢も見ない人が多い中で、まだましだと思います。 でも、大きな夢をポカポカと暖めながらたゆたっている感じがするんですよね。 夢を実現するにはもうちょっとちまちました努力が必要なんじゃないって思う人が多いです。

中学生の頃、オールナイトニッポンかなんかのラジオで聞いた話を未だに教訓にしているのですが、ある人の実家がお店をやっているのですが、お店の10mぐらい先にバス停があると、でバスを降りた客は店とは反対の方に流れていくと。 で、そこの父ちゃんだか爺ちゃんが、一念発起して毎晩毎晩バス停をちょびっーとづつ店の方に動かして行ったそうです。なんと何年か後、無事バス停は店のまん前に移動して売上げも伸びて満願成就したそうです。 一晩で10m動かしたら絶対ばれるけど、例えば5年なら一晩に動かすのは、わずか5mm程度です。 と言う話を人にもするんですが、あまり感心されない。 「ウサギとカメ」や「アリとキリギリス」なんかじゃ鼻でせせら笑われちゃう。 なんか良い話は無いかと思っていたのです。 

勤勉とはちょっと違う。勤勉には生産性が無いと言うか発展性が無い。昨日よりちょっとましな今日を続けて行く事が成功への近道だ見たいな話なんですが、最近近いかなと言う話を読みました。

中国の古典の「三略」と言う本の中にあるそうですが(残念ながら孫引きで原典は読んでません)。「若し能く微を守らば、すなわちその生を保たん」原典の解釈は幾らか幅が広いらしいのですが、その本では、こんな風に言ってます。

-微を守る、とは、小さなことをないがしろにしないということではないのか。細事にこだわると、小成はあっても大成はないといわれる。が、些細なことを無視することが大志のありようではあるまい。むしろ細事を積み重ねた上に大志をおくべきであろう。 今日を虚しく生きていながら、明日の飛躍を夢見ても、どうにもなるものではない。-

「風は山河より」宮城谷昌光著より


と読みながら激しく納得していたのですが、最近自分の成長も停滞してるなーと反省しました。
よし明日からは一日10gやせよう。 2年で8kgやせればほぼベストだ。

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このページは、staffが2009年12月13日 15:20に書いたブログ記事です。

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